劇場版ダブルオー

「OO」と表記すると「まるまる」みたいで「OOO(オーズ)」とも紛らわしいのでこの表記をば。
ネタバレな感じで大体のストーリーを解説すると
 
人類革新に当たり予想外の誕生をしたヤンデレ上級大尉を無事更生させることに成功した刹那。地球圏にはこれまでにない平和が、刹那にはモテ期が訪れていた。
しかしそこへ「あなたと合体したい」を掲げる金属型知的生命体「ELS」が地球圏へ飛来。
ヤンデレ更生に定評のある刹那は彼らの説得に乗り出すがあまりの電波ぶりにドン引き。
しかし新型のGNおはなしマシーンことガンダムダブルオークアンタ、量子の妖精ティエリアちゃんや亡きお兄ルちゃん、元ヤン(デレ)大尉の力を借りて「お友達から始めましょう」という健全なお付き合いに性交もとい成功したのであった。
 
うん、我ながら酷いねコレ。謝らないけど。
ザックリと片付けてしまいましたが観に行って良かったと心の底から思います。
かつて敵対していた人々が共通の目的のために手を組んで戦うシチュエーションなんて最高じゃないですか。
赤いGN粒子があんなにも頼もしく見えるなんて思いもしませんでしたよ。
やっぱり大尉はフラッグ系の機体が良く似合う。オバフラ積んだままの身で言うのもアレだがブレイヴ欲しい。
最終決戦は実にスパロボ収録が待ち遠しいシチュエーション。もうキラ様でもいいから助けに来て欲しいような絶望感は萌える。
スパロボといえばマリナ姫とリリーナ様の共演も見てみたい。後ろで何も言えないラクス様がいるとなお良い。
 
観た後でカラオケにも趣いたのですが「DAYBEAK'S BELL」や「罠」という初期のOP・ED曲がびっくりするほどダブルオーなことに気付いたり。
澄み渡る未来が来たら草花も兵器に宿ったよ! マジで! というのは一緒に行った同志オレサマ陛下の受け売りですが。
 
宇宙世紀UCではなく西暦へと分岐した、ある意味ファーストの並行世界とも言えるこの作品。
「どれも全部ホワイトドールに滅ぼされて私のものです」というある意味最強のヤンデレ原作者との対話は叶うのか、ちょっとドキドキしながら今後の評価を見守って行きたいと思います。
 
以下10/3未明追記・気に掛かったキャラ2人の考察