メノ・ルーの電気ノコギリ

アヤカシに邪気眼が悲鳴を上げたので狼と香辛料に逃げました。烏丸です。
なんつーか聡いカップルというのは見てて楽しいです、はい。
頭が弱いと相場の決まってるケモノ娘の中にあってあの知的なやりとりは素敵だと思うのですよ。
  
そんな知的なものとは無縁なネクスト妄想。
なんで前作LRにまであった頭部マッピングとか暗視装置とかがオミットされているのか、Sランク埋めに疲れた頭で考えてみました。
思うに従来作のACとネクストというのは根本から違う兵器なのでしょう。
従来のACが「乗り物」的な兵器、つまり現用兵器の延長上にあるものだとするならば、ネクストは「搭乗者を兵器に拡張する」ものなのではないでしょうか。
搭乗者に適正を求める点や、兵器にしてはあまりに簡素なコンソール画面などからそんな推測をしてみました。
ロックオンサイトが消滅したことで「ひょっとして視線で捕捉してるのかな?」などと思ったわけなのですが。
特に暗い場所で著しくロック距離が短くなるのは妙にに人間的だな、と。
マクロスゼロの見すぎだ
トン
ただそんな風に身体を機械の巨躯に拡張するわけですから、搭乗者は強烈な違和感に襲われることでしょう。
AMS適正が低いほど高まるという登場者の負荷というのは、恐らくこの感覚のズレに起因しているのでは。適正が高いほど「自分のような他人事」として処理できるのでしょうな。
4の主人公は適正が非常に低いとのことで、それこそとんでもない負荷が掛かっていたでしょう。
自らを蝕む機体、しかしいつしか廃人同然の体よりも遥かに速く、自在に地を駆け空を舞うもう一つの肉体となっていったのかもしれません。
焼け爛れたアナトリアの大地に伏し、遠のく意識の中でフィオナの声を聞いた彼にとって、ネクストを降りることは果たして本当に幸せだったのか。
そんなことを思う次第。
 
あとレオハルトは普段着にマント。そんな事も思う次第。