考察死体

そんなこんなで世間の注目もいい感じに薄れてきているエスコン6。
人によっては無かったことにしたい人も多いのでしょうかね。
最近は仲間内で楽しくcoop。ランク無視しているうちに称号も失いました。
やっぱり小生はガツガツするには精神が肥え太っているのでしょうな。
  
ともあれなんか機体がガッツリ減った今作なのですが、そのあたりをヲタク的というか信者的に理由付けをしてみるとしましょう。
  
とりあえず04あたりから機体ラインナップを突っついていきましょうか。
ミソとなるのはプレイヤーが使用できる機体よりは友軍機ですね。
04は2004年〜翌05年。もうこっちでは終戦から二年が過ぎてしまいましたね。
ISAFは名の通り多国籍軍なので、それこそ多岐に渡る機体ラインナップとなっていましたが、主に米軍機・欧州機が中心でしたね。
結構知られていないのですが、ラストミッションのメビウス中隊はF-22のみでなくタイフーンやラファールの姿もありましたし。
まあこの後のシリーズもプレイヤー陣営は旧西側の機体を使っていますが、プレイヤーがミグ・スホーイを使える事に関しては性能比較実証とかの名目で鹵獲機を使用していると脳内補完しておきましょう(例外あり・後述)。
 
5はオーシアとユークトバニア、ひいてはアメリカとロシア。
オーシアは基本的に米軍機しかありませんが、対するユークトバニアはミグ・スホーイの他に欧州機も目立ちますね。
あの世界での冷戦はユークが連邦形態を維持したままデタントに至ったのでしょうか。
ベルカ、というか灰色の男たちはYF-23やSu-47などの試作機を使用してるというのがまた味です。
 
0。プレイヤー機が陣営や年式に関わらず選び放題なのは傭兵のツテの為せるワザか。
当時まだ実戦配備されていない(はずの)F-22まで買えてしまうあたり、マッコイ爺さん並のバイヤーに間違いありません。
しかし一度でいいからサーブ姉妹の揃い踏みを見て見たいもんじゃのう、あんちゃん
 
さて、2020年にもなってまだF-4かよ! というツッコミから始まるXです。
オーレリアは隣に内戦をやってる国がある割に軍事的にはノンキな国だったのでしょうか。
もしくは軍事費を削減してまでレサスへの義援金にしていたのでしょうか。
或いはゲーム開始時点で壊滅させられてしまっているのですから、もうファントムくらいしか残っていなかった、というのが正解でしょうか。
ともあれ友軍機などを見るに、ひとつだけ強い確信を持って言えることがあります。
おそらくオーレリア残党軍の装備(すくなくとも航空機)はレサスから鹵獲したものを中心に編成しているのです。
というのも、オーシアのすぐ南にあって、恐らく冷戦期にはオーシア側陣営に属していたと思われます。しかしグリスウォール開放戦の際に見事な散りっぷりを魅せてくれたニノックス隊(の二番機)はフランカーの部隊でした。余っていた(もしくは機体を乗り換えたがっていた)パイロットがサチャナ空軍基地を奪還したあたりで乗り換えたのではないでしょうか。
また、オーレリア機のほとんどが簡素な塗装(カラーリング)しか施されていないのも、間に合わせの鹵獲機というイメージがあります。それまでオーレリアが装備していなかったために塗装パターンが確立されていなかったのかもしれません。
ともあれ使えるものは何でも使え状態。それこそ使用実績がなかろうと、レサスがゼネラルリソースから供与されていた正体不明の試作機だろうとなんだろうと。
パケ機のF-22は相当幸運な拾い物だったのでしょうね、そう考えると。
 
というわけで今回の6ですが、とりあえず今回出なかったいくつかの機体について考慮してみましをう。
まず敵側にはあるのにプレイヤーが使えないF-4。前項ではああ言いましたが、いざ使えないとなると寂しいもの。
エメリア空軍がF-16やミラージュといった軽戦を主力としているところから推し量るに、あの世界では珍しいF-4不採用の国だったのか、もしくはコスト面と老朽化を考えて早々と退役させてしまったかのどちらでしょう。
その後釜としてF-15Eを採用したのだとすれば、あの軽戦ばかりの軍の中にストライクイーグルが半ば場違い的に存在するのも説明がつくのでは。ハイ&ローというよりはロー&ハイ的な体制なのかもしれません。
となるとF-5を装備していそうなものですが、F-16やミラージュを初期型からアップデートを重ねて運用しているらしく見当たりません。そういう面では案外ブルジョワな空軍かもしれません。
F-35が無いのはあの世界のJSF計画に参加していなかったためでしょう。艦載機には超蜂、ラファールなどが幅を利かせていくのではないでしょうか。
また空軍としてはF-16・ミラージュの他にあの世界ではやたらと高性能マルチロールなF-2もあるので軽戦体制は磐石でしょうね。あの世界のF-2開発プロジェクトにエメリアが関わっていた可能性は多少なりともあるかと。
しかしそこまで軽戦に拘るのであれば、何故我が愛しのグリペンが無いのかという疑問も湧きます。
妄想するに、グリペンライセンス生産の許可が下りなかった、などの政治的な理由があるのではないでしょうか。
もしくはMBTにチャレンジャー2を採用している国のことです、独特なドクトリンに合致しなかったのかもしれません。
04でも見かけなかったことから、ユージア大陸の国家には販売実績も無さそうです。あの世界ではあまり売れてないのかも知れませんね。
Xで見かけたやたらと高性能なグリペンは販売不振対策としてスペックアップを施したモデルと思われます。思います。そうに決まってる! 同じC型だけど!
 
また、前編を通じて感じることの一つにF-14の長寿っぷりがあります。
リアルの世界では死んだ子の歳を数えるような人気があるからなんでしょうが、あちらの世界にもそれなりの事情(グランダー式製造による低コスト化・D型の量産成功など)があるのでしょう。ああも戦争が耐えない世界では純粋な制空戦闘機にもまだまだ出番はあるわけで。
また航空機・戦車などはロシア式なのに、対戦車ヘリがずっとAH-64というのも少々気になるところです。
2の頃にはコマンチ(3にも登場)もハインドもいたんですがね、一向にハボックを見かけることがありません。
いちいちヤラレ役にモデリングの手間は掛けられないってことなんでしょうが・・・・うーむ。
 
  
そんなわけでかつてない長さの日記になったわけですが、ハイ。
いずれあちこちからのご意見(あれば、ね)をまとめてHTML化して掲載しようかしら。うふふ。
その前に書くもんあるだろ
トン