音速の核弾頭

ぶつけ過ぎって事なんだろうなぁ。烏丸です。
そんなワケで今日は首都高バトルの話。
小生はGTとかイニDとかでクルマ好きになった平均的なヲタエンスーなわけですが、丁度その頃に首都高バトル01が発売されたんですね。
当時購読してた電撃PSで記事を見かけて、アルシオーネVXが収録されているだのエンジン積み替えが出来るだのと色々な要素に心奪われて購入したクチです(当時大学受験を控えてたような気がしますが無害です)。
ハマりましたねぇ、完全再現された(という触れ込みの)首都高・名古屋・阪神の3ステージを限定的な範囲とはいえ自由に走り回り、見かけた相手にバトルを仕掛けて勝ち抜いていくシステム。
たかだか走り屋の世界なのに内戦のような煽りで始まるストーリー、そして100人以上のライバル全てに生い立ちなどの設定がある細かさ。駆け出しのローリング小僧から大企業の社長、亡き友の幻影を追いかける一匹狼に幻覚な父親に反抗するお嬢様。顔が見えないだけに却って想像力を刺激されたものです。
タイヤやオイル・水温のマネジメントや天候に合わせたタイヤ選択、プレイスタイルによって変化する自分の通り名。
特にゲーム中に必要になるわけでもないのにウィンカーやハザードが点灯できるのも遊び心を刺激してくれました。思えばTDUのようなゲームを求めたのもこのときの擬似ツーリング体験があったからなのかもしれません。
またBGMが実に好み。それぞれのステージごとにヘビメタ・トランス・パンクロックと系統分けされた曲が流れ、さらに隠し要素としてハート直撃のボーカル曲まで収録されていました。とりわけ「FLASH」は当時の邪気眼雷電の如く切り込んできたもんです。
思えばその勢いで購入したサントラが人生初アマゾンでしたね。今でもお気に入りの一枚です。

 
その後PSP版も購入したのですが、こちらはフリー走行ではなくライバルを選んでバトルする方式になっていたのが大きな減点要素でした。
ただチームに所属し、のし上がり、やがて全首都高を制覇するという流れは結構気に入っています。
前作でプロフィールを見てニヤニヤしていたライバルたちが少ないとはいえセリフを発してコミュニケーションが取れるのも、ファンサービスとしてはなかなかのものではないでしょうか。
収録車数は減ったとはいえGDBインプレッサがあったので個人的にはそれで充分だったり。特定のライバルカーもネタ度合いが増していてこれもまたニヤリ要素。
携帯機というディスアドバンテージを加味すれば、まあこんなものかなと。
 
Xは評価がイマイチなので手を出せずにいます。セレクトバトル方式とか湾岸線がないとかとのことで。
発売時期を考えるとなんだか作り込みが足りないまま出された感もありますね。どうか0・01のシステムで新作が出てくれることを切に祈ります。
TDUでは世界に名だたるスーパーカーを好き放題に乗り回していますが、やはり日本の悪ガキとしては国産車カリカリにイジって走り回りたいという気持ちもありますので。
 
PS2を実家に置いてきてしまったのでニコニコで動画でも見ようか、とタグ検索してみて二つほど発見。
どちらもアイマス系なのですがそれぞれにティンと来るものがありましたのでついでに紹介。今日は動画だらけだね!

「オーバーマスター」は初めて聞いたのですが、この挑戦的な歌詞が首都高の女性ライバルたちになんだか合うなァと。
埒も無いことですが最近の日本車業界に対するメッセージもどことなく感じていたりもします。

こちらはビーマニからの楽曲。女性ライバルにアイマスキャラを被せるその発想はなかった。
とりわけ「12時過ぎのシンデレラ」が千早というのが興味深い。特にPSP版の彼女は父親への反抗心から来る走り屋の意地と、持ちかけられた縁談との間で揺れているという設定があったもので。同志オレサマが語るちーちゃん観になんか合ってね? と。
 
上手い〆も考え付かないので、今日はこんなところでご勘弁。