スランプ

小説が書けない、というよりも思考が文章化出来ない、というタイプのものだったと思います。
先月というか3月の末あたりから顕著になってきた感はありましたが、5月が本当に酷いものでした。
アレコレのストレスが溜まっていたせいかとは思いますが、まあ一番の理由は恋煩いかと。バイクへの。
 

暑い

昼は暑いが夜は半袖だと少し辛い。雨が降ると蒸し暑い。こんな時ばかりは選択の余地のないスーツもまた便利なものだと思ったりもします。
冬より夏が好きな人間としては、先月末の冷え込みに些か不安を覚えたものですが心配は無さそうです。
まあバイクに乗るならどうせ長袖だけどな。
夜になってから買い物に出かけ、帰り道の信用金庫横でふと思い出す去年の今頃。
強めの雨が降り続く中、そこの植え込みからメメタァと10cmはありそうな体長のヒキガエルが出現した時のことを。
もちろん驚きましたが、それは嫌悪感というよりは「こんな電話番号が03から始まるようなところにも居るもんだなぁ」という類のもの。
近くにいた女子中学生の一団が凄まじい悲鳴を上げているのを見て、いくら王子様だからってコレにキスできるお姫様はマジパネェと思ったものです。
確かにインパクトはありますもんね。ゴキブリ3匹同時出現と同等くらいかもしれない。
そんな事を思いながら家に帰る途中、累計3匹のゴキブリを見ました。
そういう空気の読み方は要らない。
 

蠢動

性的な意味にしか取れなくなってきたら僕も貴方も中学生。烏丸です。
ついったーマジこわい。書き出しの一文どころか日記のネタさえも食っていく。
間違いなくブログよかあっちの方が人目に付いているから意識しちゃうところなんですが、それ以上に長文がまとまらない病気が長引いたのが原因です。
このひと月ほど、バイク以外に感動することはないパラノイア状態でもありましたしね。
かく言う今日も夕方にバイクを借りて明朝朝駆けしようかとも思いましたが、ズッシリ眠ってしまった挙句に雨降り。かくして「痛痒」バイクブログ化は阻止されたのでありました。
ともあれ沈黙を続けるのもアレ過ぎることですし、愚にも付かぬ徒然を綴らせていただく所存。

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Long Way To Home(後)

(中)にしないのは意地です。烏丸です。
というわけで本舗初の前後編、帰宅から返却の部。
 
ずりあげうどんを堪能し、少し躊躇してソフトクリームは断念。母の日だったことを思い出し「道の駅 果樹公園あしがくぼ」なのを良い事に花の写真を撮って母の携帯に送信。不孝息子のお手軽贈花。皆さんも是非お試しあれ。・・・いやね、かなりの花粉症な人なので迂闊に生花は贈れないんです。それに花なんて贈ろうものなら花で、もとい鼻で笑われます。
トンネルのショックが抜けない小生はここで鞄から上着を引っ張り出して着込む。トンネルで凍えるのはもう御免だと帰路へ。
そして件の正丸トンネルへ。その手前に山の方へ分岐するルート。53号線ですがそうとは知らずにただ「青梅」という行き先表示にのみ従います。山の中を通る=ワインディング! という単純な思考図式で。
そりゃまあアレですよ、正丸トンネルの横から延びる峠道が正丸峠だって気付かないはずが無いんですよ。でも気付かなかったんですよ。青梅じゃなくて正丸峠へスルスルと走ってしまったんですよ。頭文字D13巻のあそこですよ。拓海が高回転域を開放したハチロクで渉のレビンターボとバトルしたあそこですよ。路面状況最悪ですよ。たまにすれ違うクルマが例外なくスポーツカーですよ。初ワインディングが正丸峠。さながらに熟女に筆おろ(ry
そして峠道を降り立った先に現れたのは広い幹線道路。右手にトンネル。道路は299号。
・・・はて。右折して離れた299号に左から入ろうとしている俺は何処をどう通ったのだ? とポルナレフ状態。結論から述べますと「正丸トンネルを最短距離で迂回した」ということになります。トンネルの上を跨いですぐに降りてしまったわけです。もっともあのまま乗っていたら刈場坂峠を経て奥武蔵グリーラインを走ることになっていたわけですが。既に日も傾いてきた状況でそんなことをすればビギナーがどうなるか解ったものではありません。ここは幸運だったと思っておきなさい。ましょう。ください。
そんなわけで299号を遡上。目指すは新青梅街道。そうすれば家に帰れる。
しかしグーグルマップをザッと見しただけのうろ覚えでは主要道ひとつ見つけるのも困難なのは往路で証明した通り。299号終点から463号に入り、そのままダラダラ進めば済む筈が途中で右折、国道16号線へと迷い込んでしまいます。
立川市国立市ときて「あれ、西東京市はどっちだ」と大混乱。ちなみに北です。日曜夕方の国道上り方面、渋滞の度合いは推して知るべし。
そして左折。日は既に落ち、いやはや本当に24時間レンタルにしてよかったと思った次第。そして当然といえば当然、奇跡といえば奇跡のように新青梅街道を発見。内心ガッツポーズ。そして間もなくうっかり4号線に逸れる。またしても左折復帰。見慣れた交差点を発見した時には心底安堵したものです。これが「帰る」って事なんだな、と。
 
無事に帰宅すると、東京に来ていた友人から遊びに行くメール。ライダーズハイのままカモーンと返事。しかし早寝。そして一人早起き。そして朝駆けへ。
自分に対してお前は交友関係というものをどう考えているのかと問い詰めたい。鏡に向かって「お前は誰だ」と連呼する罰ゲーム。
前回はホーネットというバイクの特質を知らずにシフトを6000回転縛りでやっていたのですが、今回のツーリングでは回す時は10000オーバーまで堪能。しかし朝駆け時は騒音チキンで4000で縛る罠。
しかし知るほどにホーネットは面白いバイクですね。CBR250RRと同系統の高回転型ユニットを搭載し、リッターマシン級の極太タイヤを履く。現実的に「維持」ということを考えると少し気後れするのも事実ですが、ある意味コイツをレンタルするというのは理というか利に適っているようで。
狭山湖をぐるりと回って街道沿いの松屋で朝食。どういうわけか猛烈な空腹に襲われて焼魚定食に豚汁まで付けてしまう健啖っぷり。ちなみにこの妙な空腹感、風邪をひいた後日もしばらく続きました。正丸でプチ餓鬼にでも憑かれたんでしょうかね。今は治ったので離れてくれたのだと思います。

その後一旦帰宅、泊まっていった友人とマッタリしてから返却へ。期待を裏切らずまた迷うの巻。目指すべきは新目白通りよ、目白通りじゃないのよ。「新」の有無はとても大事なものだと実感しました。
返却後にすぐさま書店へ立ち寄りこちらを購入。

ツーリングマップル関東甲信越

ツーリングマップル関東甲信越

これでもう次からは迷わないよ! と泥縄的補充。あとは地図の読み方を勉強するだけね by某氏
 
というわけでその"某氏"の動画を貼って此度のツーリング日記は終了。

このgdgdツーリングを二輪免許取得の大いなる切欠、ゆっくりゼルビス氏に捧ぐ。

Long Way To Home(前)

地図と直線距離は非人間的である。烏丸です。
先週末にまたバイクを借りて一走りというか二走りほどしてきました。その結果のせいか否か少し風邪を召しまして時間を置いての更新と相成りました。
もう一度バイクを借りて走る、というか月イチで走ろうという思いはあったのですが折りしも連休。
今年で使い切る(予定の)学生という身分を鑑みればどこに行っても目の保養にもならんファミリーカーで混み合っているのは必定。というわけでスルーしていたのですが曜日感覚の死滅によってうっかり日曜日に借りてしまうという失態を演じました。
しかも唐突なもので先月と同じレンタル店に電話したものの目当ての車種は貸し出し中。詳しく聞いてみると前回乗ったホーネットが空いているとのこと。
これも自主路上教習2回目、慣れた車種が一番だろうと決定。今回は24時間レンタルとしました。6時間と1,000円くらいしか違わないのでこっちの方が得ですし、万一迷いまくったとしても次の日には帰ってこれるだろうという算段です。
それで、ええ。迷いました。今回はニコニコの車載動画でおなじみの某氏で有名な道の駅あしがくぼを目指すことにしたのですが、もはやその氏の迷いっぷりを笑うことは出来なくなりました。
もうね、まず254号線が見つからない。行き当たりばったりのジグザグ走行で池袋を迷走。真っ直ぐ走っていればいずれ突き当たるというに、どうも不安に駆られて曲がってしまう病が発動。
やっとのことで254号、川越街道を発見してメットの中で高笑い。どうせ誰にも聞こえないからと妙に気が大きくなる始末。そして気付くのが道沿いのバイク店(それもカワサキ系列)の多さ。
そこでふと気付く。次は436号だっけ? あれ、463号? まあいいや、表示があったら解るだろ。とそのまま川越市街突入。すごく解りやすい分岐点なのに。
そして始まる川越迷走。上着が要らないほどの気温は渋滞に地獄をもたらしてくれました。走ってないと暑い。マジで。狭山はともかく日高市とか初耳だよどうしよう15号線とか知らんよと大混乱。そのまままっすぐ進めば良かったというのは後出しジャンケンな事実。いや、本来はちゃんと下調べするべきなんですが。交番で道を聞くという初めての経験がその代償となりました。
そして遂に国道299号線に到達。23区から生まれ故郷の信州に最短距離で通じる下道(wikipedia情報)。
秩父の萌黄に染まった山々を眺める、広く曲がりくねった快走路。先月はほとんどコーナリングの存在しないルートだったので実に新鮮。そして楽しい。クルマなら60kmでコーナーとか恐怖でしかないのですがバイクだとイケる。倒せば曲がれる。ああ、こりゃ事故が耐えないわけだわと自戒。自戒しようにも下手な減速をする方が怖いというジレンマ。
そして山が本気を出す。山の影に入った途端に肌寒い。そして正丸トンネルの中がガチで寒い。どうせ誰にも聞こえないからと悪口雑言をメットの中で連呼。あはは〜、今日は暑いから着いたらうどんじゃなくて蕎麦にしようかな〜、なんて考えも捨てました。

なにはともあれ到着。ずりあげうどん食うよ!

食ったよ!
うん、その何だ。到着したのが午後3時くらいでハラペコだったんだ。そんなところまで某氏をリスペクトしなくていいじゃないか俺。隣の席でツーリングマップルを広げて語り合う高校生くらいのグループに嫉妬する昭和生まれでした。
 
さて、帰りも結構な波乱万丈だったので今回はここまで。続きは後日。